今回は、過去の自分の経験をもとに「良い収納にする事」の大切さをお伝えしたいと思います。
私は現在2人の子供がいますが、私が30代前半のころに祖父母の介護を経験しました。
まだ下の子が幼い時期でしたので、家事・育児・介護の両立は想像以上に大変でした。
さらに、二人目を出産してからの私の体調が大きく変化し月経関連の不調に毎月悩まされるようになり(不整脈・胃腸不良・集中力の低下・イライラ)特に不整脈がひどく病院に何度も駆け込んだことがありました。
体調の悪い中でも、子育てや介護は待ってはくれず、子供は私の体調不良を当然理解できず、しんどさも限界になるまでに追い込まれていました。
子供の同級生のママさん達は、楽しそうに子供と一緒に遊んでいる様子を見て、どうして自分は子育てを楽しむ事ができないのだろう。子供と一緒に遊ぶより、寝ている方がずっと楽なのに・・・。そんな風に思う日々が続きました。
そして、子供が静かにしてくれるなら、テレビは見せっぱなし、おもちゃはリビング一面に広げっぱなし、たためていない洗濯物の山・・・。本当にひどい状況でした。
月経関連の不調を訴えてもなかなか理解できない家族、育児や介護の大変さを聞いてもらいたくてもなかなか周りに理解してもらえない状況で、きちんと出来ていない自分を責め、毎日怒ったり、泣いたりと辛い日々を過ごしていました。
このような状況はしばらく続きましたが、ちょうどその頃の子供との楽しかった記憶はあまりありません。
あの頃、もう少し楽に家事が出来ていれば、家事が上手くこなせない事にイライラせずに、子供ともきちんと向き合う時間があったと思います。可愛い子供の大切な時期の子育てを楽しむ事が出来なかったことが今となっては大きな後悔となりました。
また、いつも「ありがとうね」と言ってくれた今は亡き祖父母に対しても、もっと出来る事があったんじゃないかなと思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
前回のブログで「女性のライフスタイルと健康」についてお伝えしましたが、このことは自分の経験に基づいた話から、良い収納にする事の重要性をお伝えしなければと思いました。
「良い収納をする事」で家事にかかる時間を軽減できると、少しでも気持ちにも余裕ができます。自分のホッとする時間や家族と向き合う時間も確保できます。
毎日お仕事や学校で頑張っている家族が家に戻る事で、疲れた体をリセットさせ、また明日から頑張れるような環境にする事、ご家族それぞれが毎日を幸せに暮らせることを感謝できるような状態になって欲しいと思います。
各ご家庭によって今現在の状況や収納に関するお悩みは様々で、他人ではどうしても解決できない部分はあります。
しかし、収納カウンセラーの立場から、少しでも暮らしやすい状態にするお手伝いはできます。共に暮らすご家族が幸せに毎日を暮らせるようにお手伝いできればと思います。
今回のブログを読んで頂いた事をきっかけに「良い収納にする事」について考えて頂けると幸いです。